灰と幻想のグリムガル 7巻:あらすじとネタバレ感想

灰と幻想のグリムガル7巻

灰と幻想のグリムガル 7巻 あらすじ

『黄昏世界』から脱出したハルヒロたちは、グリムガルとも異なる『太陽の昇らない世界』にへと足を踏み入れた。 なんの情報もないまま、それでも仲間を率いるハルヒロ。 幸いなことに、異界の住民たちが住み着く村を発見し、ひとまずの安全を確保できたものの、過酷な環境に問題は山積みだった。 更に最も必要とする「グリムガルに帰る方法」はまだ手がかりさえも見つからない。
自分たちは帰ることができるのか、そして時たま頭をよぎる本当に『帰る』場所は違うところなのでは、という感覚。 様々な想いを胸に抱きつつ、ハルヒロたちは、異界の探索を進めていく。灰の中をさまよい、行き着く先には――

灰と幻想のグリムガル第7巻/OVERLAP 裏表紙より引用

灰と幻想のグリムガル 7巻 ネタバレ感想

ここの所、「グリムガル」の読書ペースが落ちてますけど、飽きたわけではなく、『ゲーム・オブ・スローンズ』だったり『ストレンジャー・シングス』だったり、ほかの本だったりにハマってしまって、優先順位が下がっているだけです。これからもマイペースで読んでいきますよ!

さて、7巻は未知の世界に突入したことで、はじめてのマップを開拓していく魅力に溢れていました。RPG小説としての初心に戻った感じですね。

その世界は真っ暗闇の世界でした。その世界はのちにダルングガルという名前だと分かるのですが、まったく勝手が分からず、すべてが手探りです。街にいるのは人ですらなく、あらゆる種族が混じり合って生活しています。言葉も通じず、通用する貨幣も違います。はじめは街に入ることすらできず、顔を隠していれば街に入れるという意味不明なルールでした。

そんな中、徐々に活動範囲を広げ、初めて見る敵に遭遇し、繰り返す中でその敵との戦いにも慣れていき、経験値を上げていきます。少しずつお金を貯めて武器や防具をアップグレードしていくという、まさにRPG序盤の王道展開です。このあたり丁寧に書かれていて、本当に面白いです。設定も斬新だし臨場感も高いです。十文字先生も進みすぎた話を一旦リセットして、RPG的な面白さを再度ゼロから追及してみたかったのでしょうか。

「メリイとクザクは付き合っている」と思っていたのは、ハルヒロの勘違いで、実はクザクはメリイに告ったけど、フラれていたことが分かります。ハルヒロはメリイのことが好きっぽいけど、この恋愛が発展していく兆候は今の所ないですねー。

グリムガルに帰る方法も分からず、先行きがまったく見えない中で、ウンジョーさんという元義勇兵のオッサンに出会います。ウンジョーさんは、たったひとりで何十年もダルングガルで生き抜いてきており、なんと現地の人間ではない女性と結婚までしています。(ウンジョーさんは、アキラゴッホを知っているっぽい!同世代の義勇兵?)

ウンジョーさんの導きで、ハルヒロたちはダルングガルから脱出できるかもしれない小さな可能性を模索していきます。ワルァンディンという地にオークが生息しており、異なる世界にまたがって同一の種族であるオークが住んでいるということは、その近くに世界を行き来するための道が存在するという仮説を立てます。

ハルヒロは盗賊スキルを活かしてリサーチを繰り返し、慎重に計画を立てます。オークの住むワルァンディンを突っ切った先にある火竜の住む山にグリムガルへ通じる道があるのではないかと考えます。

そこへ、ダルングガルへ入って早々にハルヒロたちを見捨ててどっかへ行ってしまったララ&ノノの2人が現れます。コイツら、マジで信用できなさそうだし、不気味すぎますね。でもララ&ノノはハルヒロたちよりはるかにレベルが上で、特にノノなんかは、細身なのに強いという、ハルヒロの目指す先のロールモデルとなりそうな存在であることが示唆されます。

祭りの喧騒に紛れて、なんとか火竜の山に入った一行でしたが、火竜の吐き出す炎に吹き飛ばされ、ハルヒロは一人ぼっちになってしまいます。命からがら独りで彷徨っていううちに、ハルヒロは偶然にも別の世界に通じる道を見つけてしまいます。気を失ったところを仲間たちの声が聞こえてきて、7巻は終わっていました。

Amazonなどで他の人の感想を読むと、7巻をピークに盛り下がっていくという意見が多いんですよねー。この先も面白く読めるといいんですが、たとえ乗れなくても、すでに最新巻まで大人買いしてありますので、コツコツ読み進めていきますよ。先の予想がつかない分、楽しみですし、期待値は低めなので「逆に面白がれる可能性は高いのでは?」と予想していますよ。(ちなみに現在の最新刊である14巻あたりから、再び面白くなっていくみたいですね。)

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著者あとがきを読んで

十文字先生はアクションゲームが苦手らしいです。同じことを繰り返すのが苦手だからだそうです。でもそれを言うなら、RPGのレベル上げだって同じことの繰り返しだよなぁと思ったり。

十文字先生は洗濯ものを畳むのも苦手で、Tシャツを同じ形に畳めないそうです。同じことを繰り返すのが苦手というよりは、別のところに原因があるように思います。まぁ先生の特性ということでしょうか。自分の得手、不得手を知っておくことは、人生を楽に生きていくためには必要なことですね。

あとがきの後半は、もうすぐアニメ版グリムガルが始まるよ、って話でした。

灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹
十文字 青(著)、白井鋭利(イラスト)
目次
1.滲む稜線
2.プリーズ
3.禁湯まで
4.い・なあ
5.難しいことばかり転がっている
6.生きることは
7.未来志向プロジェクト
8.人生の先輩
9.告白作法
10.プラスとマイナス
11.発展形の
12.キヌコ様
13.明かされる
14.依存体質
15.そこに理由がある
16.ひより日和
17.今日と明日を駆け抜けて
18.フェスの前
19.Over the Rainbow

>>「灰と幻想のグリムガル level.8」のネタバレ感想へ

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灰と幻想のグリムガル7巻

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