Re:ゼロから始める異世界生活 1巻:あらすじとネタバレ感想

Re:ゼロから始める異世界生活 1巻 あらすじ

コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された高校生・菜月昴。これは流行りの異世界召喚か!?しかし召喚者はおらず、物盗りに襲われ早々に訪れる命の危機。そんな彼を救ったのは、謎の銀髪美少女と猫精霊だった。恩を返す名目でスバルは少女の物探しに協力する。だが、ようやくその手がかりが掴めた時、スバルと少女は何者かに襲撃され命を落とした――――筈が、スバルは気づくと初めて異世界召喚された場所にいた。「死に戻り」――――無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す、唯一の能力。幾多の絶望を越え、死の運命から少女を救え!大人気WEB小説、待望の書籍化!――――たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。

【感想】
この作品もアニメから入った。タイトルだけに惹かれて猜疑心満々で観はじめたらすごく面白かった。1話の途中までは、だるいなーと思って見ていたけど、「死に戻り」のループが始まってからはずっと面白い。ループもの、好きなんだよね。『バタフライ・エフェクト』とか『ALL YOU NEED IS KILL』とか。アニメ観るようになって、名作と名高い「シュタインズ・ゲート」も全部観た。噂に違わず面白かった。

ラノベはタイトルが独特で興味深い。2ちゃんスレッドのタイトルが発祥なのかもしれないけど、やたらと長いやつね。最近感銘を受けたタイトルだと、「転生したらスライムだった件」「無職転生~異世界行ったら本気出す~」「勇者が死んだ!村人の俺が掘った落とし穴に勇者が落ちた結果。」とか。中身は読んでないけど、タイトル眺めてるだけでも楽しい。外部から突如ラノベ・アニメ界隈に来た身としては、こういうのは、かなり斬新に映った。「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」も初見はビビったよ。あらすじ読まなくても、切り口と設定がすっと入ってくるから、興味惹かれる。こういう長いタイトルは電撃編集者・三木一馬氏が手掛けた「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は最初らしい。って三木さんの本に書いてあった。

で、1巻の感想。1巻はアニメで言うと3話の終わりまで。とりあえずアニメを追いこさないと、アニメで観た映像の記憶をなぞってるだけで、純粋に活字に没頭できない。まずはアニメを追い越すのが目標(これを書いてる時点で、アニメは13話で王選編に入ったところ)。

リゼロのアニメの感想で、「口調がウザい」ってのが当初言われてたけど、原作読むと口調まんまで、アニメの忠実な再現度に驚く。声優さんってすごい。僕はアニメの口調は特にウザいとか思わなかったし、むしろ間髪入れず突っ込むスバルの掛け合いは面白いとしか思わなかった。でも、あの口調がそのまま活字になってるから、原作を先に読んでたら「読みにくー」ってなったと思う(笑)でも、この過剰な突っ込みを交えた会話の応酬がリゼロの魅力のひとつなんだ!

Re:ゼロから始める異世界生活 1巻
長月達平(著)、大塚真一郎(イラスト)

目次
プロローグ「始まりの余熱」
第一章「始まりの終わり」
第二章「遅すぎる抗い」
第三章「終わりと始まり」
第四章「四度目の正直」
第五章「ゼロから始まる異世界生活」
エピローグ「お月さまが見てる」

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